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BBS(クラシック音楽専用)


バッハを中心とするクラシック音楽についてどんどん書き込んでください。
お待ちしています。

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過去記事 <<(全1000件)>>

From Skunjp To at 2006 09/05 14:16 編集 返信

教会暦にしたがってカンタータを聴く

リヒターのヘンデルはメサイアを持っています。英語バージョンの方です。これが私のスタンダートとなっています。


さて、バッハの話題です。私はこのところ、バッハのカンタータを教会暦にしたがって聴くようにしています。楽しいですよ。

今週は、カンタータ137番「主を頌めまつれ、勢威強き栄光の主を」が当該カンタータです。

これは、出だしの勇壮なトランペットとティンパニからして、過ぎゆく夏を惜しむような元気の良い音楽です。特徴的なのは盛夏の勢いを保っているかのような底抜けに明るいネアンダー作のコラールでしょう。

このカンタータは「全詩節テキストカンタータ」と言って、自由なテキストではなく、昔からあるコラールの歌詞を楽章に分けてそれに作曲するタイプの曲です。

全詩節テキストカンタータはレチタティーヴォの作曲が難しく、この曲にもレチタティーヴォがありません。そうなると、どこにもユルイところが無いのでちょっと息が詰まる気がするのは私だけでしょうか?

もちろん、短歌のように決まった形式の中で創造力をはばたかせる世界なので、それなりの良さはあります。サンドイッチされた三曲のアリアはどれも見事で、とくに一番真ん中のデュエットはカノン風の絡みが素晴らしい。やはりバッハには脱帽です。


さて、演奏です。この曲についてはモダン楽器の演奏3種しか持っていません。(アーノンクールは持ってますが…)

まず、リリングを聴きました。非常にまっとうな演奏。いつもの彼の流儀で、淡々とした律動感の中に音楽が一杯につまっています。この頃の録音になると合唱団がとても巧くなっています。第二曲のヴァイオリンオブリガートが素晴らしい!クレジットを見るも記載がありませんでした。とても残念…。アルトのガブリエーレ・シュレッケンバッハが味わい深い名唱を聴かせます。リリング盤の演奏家は知らない人も多いですが、でも大抵非常に力があります。

次にロッチェ。この人はこの曲のように明るく弾むような曲が得意なのでしょうか。聴くこちらの心まで弾んでくるような演奏です。聴いていて本当に気持ちがよい。合唱も少年合唱団の透明感が良いです。第二曲はカルトフェンのVnオブリガートを3拍子で踊り出すように弾かせているのが印象的。アルトソロはおなじみのヴェンケルですが、とても充実した歌唱だと思います。私は3つの盤の中で一番好きです。第三曲もオジェーとアダムのカノン風掛け合いが見事。第四曲は通奏低音に踊り出すような弾力感があります。この曲は本当にロッチェ向きです。堪能しました。

おしまいはリヒター。最初の出だしの和音がスタッカート気味に処理され驚いてしまいました。弾みのある「ボワン」ではなくて「バン!」と来るのです。この出だしで象徴的なように、リヒター盤は晩年の演奏ながら造形が引き締まっています。ただしソロは若干低調で、アルトのハマリにいつもの精彩が無く、驚いたのはFディースカウです。第三曲のデュエットでアンサンブルがかなり乱れているのです。見ると録音年が3年にわたっています。忙しい彼だけスケジュール調整がつかず、後で多重録音したのかな?とまで思わせます。ただし若干の疑問点は残すものの、全体には音楽的に非常な高級感が漂っています。全体の芸術性という観点からするとやはり超一流だと思います。

※リヒターの設定するテンポが遅くて壮重だというのは同感です。そこが凄く良いですよね。4番とか…


おっと…、長くなって済みません…おさわがせしました (^_^;)


From juncoop To juncoop5@goo at 2006 09/04 20:20 編集 返信

今日の音楽

皆さん、こんばんわ。週明けで忙しいので疲れますね!

家へ帰ってホッコリしています。

昨日も書込みしたとおり、リヒターのヘンデルが再発されるのはとても楽しみです。

私にとってリヒターのヘンデルはとても素晴しい演奏だと思います。リヒターのバッハは受難曲が傑作なのですが、その他の曲になると、いい演奏と思うものとそうでないものがあります。

リヒターの緊張感がある演奏で、鋭いモダン・チェンバロによる通奏低音と、低音の重厚さは、リヒターが好きな要因でありますし、彼が、選択する解釈というかテンポが曲にとてもマッチしていて、その音楽の素晴らしさとか、別の優れた部分を発揮しますね。ですから彼にかかると、音楽はまるで水を得た魚のように、生き返り、聞き手に大いなる感動を与えています。

カンタータ第140番や180番の冒頭合唱に聞かれる、恐ろしく遅いテンポをこれまで採用した演奏家は果たしていたでしょうか? あまりにも遅くて、荘厳な演奏に、初めて聞いた人は、かなりの違和感を感じたのに違いありません。

また、カンタータ第80番の冒頭合唱は、嵐のような力強さで始まり、この演奏についても聞き手は仰天したのに違いありません。

それらのことから思いますと、リヒターは決して過去の演奏家の真似をしない、彼独自の世界を築いていますね。これはリヒターの個性であり、彼の芸術表現でありますから、私たちはリヒターという人に惹かれますし、反感もあるかと思います。しかも彼の演奏は、派手で、劇的で、かなりロマン的ですね。また深い苦悩もあります。

私はリヒターというメリハリのある演奏をする個性的な指揮者がいたからこそ、クラシック音楽で、特にバッハやヘンデルに魅了されたといっても過言ではありません。




From juncoop To at 2006 09/11 22:59 編集 返信

待望のリヒターのヘンデル再発!

HMVによりますと、

ヘンデル:歌劇『ジュリアス・シーザー』全曲
リヒター&ミュンヘン・バッハ管弦楽団、F.-ディースカウ(4CD)

非常に豪華なキャスティングによるドイツ語版レコーディング。ドイツ語なので実際には『ユリウス・ツェーザー』となります。指揮者がカール・リヒターということと、言語がドイツ語ということで、レツィタティーヴォやアリアも語感がきつい感じとなっており、加えて直線的なフレージングと強いアクセントによって、まるでリヒターの指揮するバッハを聴いているような力強い雰囲気が面白いです。

・ヘンデル:歌劇『ジュリアス・シーザー』全曲
 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ
 タティアナ・トロヤノス
 ユリア・ハマリ
 ペーター・シュライヤー
 フランツ・クラス
 ギュンター・ライプ
 ミュンヘン・バッハ管弦楽団&合唱団
 カール・リヒター(指揮)
 録音:1969年[ステレオ]

楽しみです! 発売間近!


From juncoop To juncoop5@goo at 2006 09/01 21:49 編集 返信

今日の音楽その2

まあしかし、夜になると、秋ですねえ。

今、カザルスのショパンの雨だれを聞きながら書込みしてます。

仕事の方は、てんわ、わんやの大忙し、会社には沢山の見積依頼が来ますけれど、空振り多し、この世の安い所取りに苦しんでいます。まあ資本主義の自由競争ですから仕方ありませんね。
私も、取れるかどうかも解らない、見積をやっていまして、疲れます。忙しい時には、沢山仕事が入りまして、なかなか片付きません。

ああ、とか書込みしている間に、マーラーのアダージェットが流れて来ました。疲れた時には安らぐ音楽ですねえ。

このアダージェットの死を感じさせる音楽・・切ないですねえ。
人間はどうして苦労ばかりして苦しんでるんでしょうねえ。死んだら楽になるという気持ちは、解らなくもありません。

でも、死んだら素晴しい音楽も聴けませんし、仕事とか人生で苦しくても素晴しい音楽を聴くために、生きましょう!

このアダージェット・・・まるで泣いているように聞こえます。
辛い辛いと、弦が泣いてます・・・。それを慰めるように伴奏する温かい音色のハープ。

私がメロメロになる音楽→ハープの伴奏で奏でられる弦や歌唱の甘い音色の音楽

例)→アダージェット、サンサーンスのサムソンとデリラのアリア、ワーグナーの夕星の歌とか・・・泣ける!




From juncoop To at 2006 09/09 20:50 編集 返信

今日の音楽

皆さん、こんばんわ

新情報

以下の記事でした↓

「バッハ最古の手書き譜発見 オルガン曲を写譜
 【ワイマール(ドイツ東部)31日共同】ドイツの作曲家ヨハン・セバスチャン・バッハ(1685−1750年)が手書きで写譜したオルガン曲の楽譜がドイツ東部ワイマールで見つかり31日、ワイマールのアンナ・アマリア図書館で公開された。バッハの手書きの譜としては現存している中で最も古いという。
 バッハが1698年ごろに書き残したもので、バッハは当時、13歳前後だった。音楽関係者は「修業時代のバッハがどのような勉強をしたかを知るための貴重な発見」としている。同時に1700年と記された別の写譜も見つかった。これまで自筆のものとして知られているのは1704年の自作曲が最古だった。」

となると、ノイマイスター・コラールとか、バッハの若い頃の試作品かもしれませんね。

これからどんどんバッハの作品が発見されることが楽しみです。

skunjpさん

図書館でいろいろとバッハのCDを借りて聞かれて、羨ましいです。東京の図書館ですと、かなり充実してるでしょうね。
素晴しい演奏がありましたら、ぜひここでご紹介ください。


From Skunjp To juncoop5@goo at 2006 09/01 14:28 編集 返信

その人は慰められるからです

聴けましたよヘンデル。素晴らしいですね。音楽を聴きながらjunさんの掲示板が読めるなんて!

グルックの演奏者はバ○ト○のような気がしますが、さていかに?

しかし、junさんの好みはバッハとロマン派ということで、それならロマンティックなバッハ演奏だと両方が満たされますね。

私もロマンティック・バッハは嫌いではなく、マイスキーなど好きですねー。リヒターはじめロマンティック・バッハの演奏家達は過去のものになりつつありますが、この灯を消してはなりません。

どうやって…?

まあ、CDを買うことでしょうが、私は図書館にはまっているのでなかなか買う気がしません。 (^_^;)

今日も新宿図書館に寄って帰ります。

今回getする予定は、シュタットフェルトのトッカータです。あー楽しみ!

でも仕事が大変だと辛いですね。こんなときバッハが無上の慰めになりますね。頑張ってください。


カンタータ82さん、はじめまして。

>「苦悩する人は幸いである」と思わせて頂けました。何故ならばそれが生きていると言うことだからでしょうね。

その通りだと思います。聖書から少し引用させていただきます。

 マタイ5:3 「心の貧しい者は幸いです。天の御国はその人のものだからです。悲しむ者は幸いです。その人は慰められるからです。」

これからも宜しくお願いします。

From juncoop To at 2006 08/31 22:10 編集 返信

ちょっと忙しくなりました。

皆さん、こんばんわ。ちょっと仕事が忙しくなり、勉強もおろそかになっています。忙しい時には、次から次へと用事が出来ますし、トラブルも出てきます。仕事がゆっくりと出来ますと物事もいろいろとじっくり検討出来ていいのですが、忙しくなるとあちこちボロが出てきます・・・、弱る。

クラシック音楽視聴室その6を聞きながら、書込みしてますけれど、よろしいなあ、オペラ・アリアとか、アベ・マリアとか。

skunjpさん、
聞かれてみていかがでしょうか? オルフェオのアリアの内容については、後日メールさせていただきます。
図書館については、帰り道にないためになかなか行けないですね。返却とかありますから、通勤途上にあるといいですね。

音楽については、
私はロマン派の音楽が好きなんですが、バッハとロマン派は特に好きですね。元々時代的にも音楽も合わないのですが、私にはとても相性がいいです。クラシック音楽視聴室は、その1〜6までに一応、止めておきまして、内容を変えていきたいと思います。あまりにも部屋を増やすと、yahooのジオシティーズからクレームが来るといけませんので。ご好評の音楽は残し、不人気なのは、削除していくつもりです。でも、まだまだご紹介したい音楽は沢山ありますね。クラシック音楽は素晴らしいですね。

バッハのカンタータ第151番の冒頭アリア
このアリアの美しさは、改めて実感しました。ヘンデルのメサイア第3部第40曲ソプラノ・アリアと並んで、この美しさは極めつけですね。バッハもヘンデルもさすが大作曲家だけに素晴しいアリアを書きますね。惜しみなく拍手を送りたい。

グルックの歌劇オルフェオとエウリディーチェ
この歌劇から序曲、合唱、アリアと3曲だけ紹介しましたが、素晴しい音楽ですね。序曲の格好良さ、冒頭合唱の悲痛な苦悩、アリアの美しさ、グルックの素晴しさを満喫出来ます。



From juncoop To juncoop5@goo at 2006 08/30 20:27 編集 返信

クラシック音楽視聴室その2〜6はどこに?

皆さん、こんばんわ。「クラシック音楽視聴室その2〜6はどこに?」という質問で、迷われている方がおられるようで、誠にすみません。説明が行き届いてませんでした。

まず、説明させていただきます。

このHPのメニューは左側にありますが、メニューは左側だけではありませんでした。この点で迷われることが多いので、すみません。

クラシック音楽視聴室は、左のメニューに1箇所ありますね。これが、クラシック音楽視聴室その1になります。

それでは、skunjpさんがおっしゃるように、「ヘンデルとかはどこにあるの?」 ということになりますので、説明させていただきます。

クラシック音楽視聴室は、「その2〜その6」まであります。
そのメニューは、実は、左のメニューにはありません。
別のところに追加メニューがございます。

追加メニューの場所は、

1.左のメニューから「Main」をクリックします。

2.このHPの表紙になります。ホームページ名とバッハの顔がありますね。

3.表紙の下にそのまま移動します。

4.このホームページについての挨拶文の下に 枠があります。

5.その枠内が全て、追加メニューです。

6.お好きなメニューをクリックします。

7.クラシック音楽視聴室その2〜6や、過去のBBSがあります。

以上です。問題は解決しましたか?

よろしくお願いします。

尚、著作権の問題があるので、演奏については、伏せていることをお許しくださいませ。


From Skunjp To at 2006 08/30 20:02 編集 返信

「エウリディーチェを失って」

junさん、今晩は。

今、グルック/歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」より、オルフェオのアリア「エウリディーチェを失って」を聴きながらこれを聴いています。ヘンデルがどこにあるのかわかりませんでしたので。

すばらしいアルトですね。誰でしょうか?…名曲の名演ですね。

さて、今日も図書館に寄ってきました。

借りたものは、下記の通りです。

 1.ミサ曲ト短調/リリング

 2.結婚カンタータ/鈴木 

 3.無伴奏ヴァイオリンソナタ/寺神戸

1.はずっと探していましたが、結局、手に入らなかった名盤です。2.は名盤ですがなぜか買わなかった。3.もそうです。

実は3.は別の図書館で借りていたのですが、凄い傷があったので別の図書館で借り直しました。

今まで20点くらい借りてCD−Rに焼きました。これをふつうに買ったら5万円くらいします。本当に図書館はありがたいです。




From juncoop To at 2006 08/29 20:08 編集 返信

今日の音楽

皆さん、こんばんわ。突然の雨が多くなり、だんだん秋になりつつあります。しかしいつ傘がいるか解らないので傘は持って歩きます。

今日は、クラシック音楽視聴室その5にヘンデルを入れてみました。ヘンデルはよろしいなあ〜。

skunjpさん

マイスキーの無伴奏チェロは私も時々聞いてます。彼の演奏で、はじめて良さを教えられた曲は、無伴奏チェロ第5番のサラバントでした。とても寂しい曲だけにマイスキーの演奏はとてもジーンと来ます。


ヘンデルの歌劇「リナルド」〜アルミレーナのアリア

このアリアは何度聴いても泣けますね。テレビのCMでも取上げられましたから、とても有名になりました。
ヘンデルの音楽は、バッハほど沢山の名曲があるとは言えませんけれど、メサイアをはじめとする素晴しい傑作がありますね。
バッハと共にバロックの二大巨匠だけに、これからも隠れた名曲を発見するために聴いていきたいと思います。


From Skunjp To at 2006 08/28 17:27 編集 返信

シュタットフェルトのこと

>このBBS1の書込み件数が1000件越え、このBBS自体1000件しか保存出来ないため、過去の記事の消失を防ぐためにMainページ下の枠内の追加メニューに過去のBBS1として保存しました。


junさん、これは嬉しい処置ですね。有り難うございます。

今日はシュタットフェルトでトッカータを聴きながら出社しました。これも素晴らしい演奏です。フルトヴェングラーのことは知りませんでした。やはりシュタットフェルトもその辺から着想を得ているのかも知れませんが、この人の先生がロシアのベテランピニストのフェルツマンで、フェルツマンはバッハ演奏でオクターブ移動をやるそうです。

しかしこのシュタットフェルトのCDは、バッハのトッカータで始まりシューマンのトッカータで終わるという着想が見事ですが、それ以上に驚くのは、CD後半にシューマンが入っていて、それが流れ上、まったく違和感なくバッハからつながっていくことです。

恐るべき天才性を感じます。


さて、今日は朝夕割と涼しいですね。このまま秋に突入してくれい!…と言いたくなります。

昨夜は図書館から借りてきたマイスキーの無伴奏チェロ組曲をCD−Rに焼きつつ聴きました。スケールの大きいロマンティックなバッハに心が豊かになりました。



From juncoop To at 2006 08/27 12:24 編集 返信

今日の音楽

皆さん、こんにちは、ちょっとずつ秋に向かっているようですが、昼は暑いですね。

skunjpさん

マルティン・シュタットフェルトのバッハのピアノ演奏を下記で視聴してみました。

http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/SR/MartinStadtfeld/

曲をちょっとずつ聞いてみましたが、なかなかいい演奏ですね。アップテンポの曲は、速めのテンポながら軽やかですし、ゴルトベルク変奏曲は、しっかりした演奏でなかなか説得力があります。時折、1オクターブ上声部で弾いてみたり面白いアレンジをして音色を楽しんでいることが伺えます。こういう演奏の仕方はフルトヴェングラーがたまにやっていたので別に珍しいことではないのですが、最近の演奏ではあまりなかったのでちょっと新鮮ですね。コラールBWV639については視聴出来ないので、また機会があれば聞いてみたいと思います。このピアニストの今後のバッハ演奏が楽しみですね。ご紹介有難うございます。

ソニー・ミュージック・オンラインのコメント↓

ドイツが生んだ新鋭シュタットフェルト、驚愕のデビュー盤。
2002年ライプチヒで開催された権威ある「バッハ・コンクール」で東西統一後初のドイツ人優勝者となり、しかも最年少(当時22歳)で優勝し、メディアの注目を集めたシュタットフェルトのデビュー盤。グールドで2枚、そしてペライアのゴールドベルクをカタログとして持っているソニー・クラシカルからゴールドベルクでデビューすることがその実力を証明している。そのみずみずしいバッハを演奏する才能には世界が驚き、ドイツはチャートで2ヶ月1位をキープ、日本でも輸入盤が話題となった。今後も バッハの小品集、モーツァルトのピアノ協奏曲やバッハのコンチェルト他CDリリースが決定している大型新人の登場。ヨーロッパではコンサート活動で多忙を極めるマルティン。モーツァルト・イヤーとなる来年2006年夏のザルツブルク音楽祭に招待され、モーツァルトのソナタを演奏する予定。2006年3月9日初来日公演決定!


このHPのお知らせ

このBBS1の書込み件数が1000件越え、このBBS自体1000件しか保存出来ないため、過去の記事の消失を防ぐためにMainページ下の枠内の追加メニューに過去のBBS1として保存しました。


From Skunjp To at 2006 08/27 08:13 編集 返信

ドイツの新星シュタットフェルト

junさん、皆さん、今晩は。

今、夜の10時くらいですが、エアコンがなくても外から涼しい風が入ってきます。こおろぎが鳴いて、はや秋の気配を感じさせます。夏は苦手なので、早く秋になって欲しいです。

さて、今日はドイツの新星ピアニスト、シュタットフェルトのことを書きます。

ゴールドベルク変奏曲がフレッシュで新機軸の画期的な名演だったので、その後のリリースを楽しみにしています。

先日も、シュタットフェルト・プレイズ・バッハという2枚組みを聴き、非常な感銘を受けました。

まず、このCDの第一曲はIch ruf zu dir Herr BWV 639が弾かれますが、この曲からしてシュタットフェルトは凄いことをやっています。

後半の冒頭あたりで、コラール旋律に装飾が加わるのですが、その装飾の内容が凄いんです!

本来の旋律の5度上に、かすかに音が鳴らされるのです。つまりカリヨンです。この添付音は非常に小さな音でしかも3つくらいの音ですが、何と言っても5度の連続、いわゆる和声法でいうところの平行5度(これはタブー中のタブー)ですので、一瞬ギョッとなります。

ここを初めて聴いたときに思わずのけぞりました。こんな風にバッハにドビュッシーを密かに持ち込むピアニストなんてはじめてお目に(お耳に)かかりました。そうしてこのタイプの装飾は、たとえばオクターブ移動とか重複に比べると、比較にならないほどアバンギャルドなことなんです。

日本の批評家はこの部分に全く触れませんが、「ここを指摘しない批評家なんて批評家ではない!」とまで思いました。ハハハ…失礼 (^_^;)ゞ

そして、シュタットフェルトの美点はいろいろありますが、最も根本的なことは「奇抜な装飾」ではありません。それは表面的なことでしかない。すごいのは音楽的実質です。ちょっとしたパッセージを弾いてもこの人の音楽は濃密に何かを語り出すんです。

これは彼の音楽の密度が非常に高く、それがまっとうで正統的であることの証明です。そうでなければこれほどの説得力は出せません。バッハコンクール一位というのは伊達ではありませんね。

そしてその上に、聴く人をアッと言わせる現代的な装飾が加わって、この人の何とも言えない独特の境地が出来上がっている。

ですから、第一曲のコラールも非常に正統的で伝統的に非の打ち所のない出だしを聴いて、「あー、この若者は見かけによらず、とてもオーソドックで正攻法の音楽をやるな」と思わせておいて、突然、ドビュッシーのようなメシアンのようなカリヨンが入る。ここで聴き手をのけぞらすから素晴らしいのだと思うんです。

まだ少し未熟な部分を感じますが、才能のスケールにおいてシュタットフェルトは、まさに瞠目すべきピアニストです。

From juncoop To at 2006 08/25 22:16 編集 返信

今日の音楽

皆さん、こんばんわ。週末になり、しばしの休息が出来ますのでホットしています。しかしまだまだ暑い・・。

skunjpさん

お久しぶりです。貴方の優しいお気遣いに感謝しています。そしてまた、ここでバッハについて語っていただけることが、どれだけ嬉しいことか・・。バッハを通じて貴方と知合えた事を私はバッハに感謝しています。

勉強の方もぼちぼちやっていまして、試験は1月末ですから、まだ少し余裕はあります。毎日、仕事と勉強ばかりやっていたら私も身が持ちません。そこでバッハの音楽で息抜きさせていただいております。

一方うちの市内の図書館は、やはり地方都市だけにCDの量がしれていることが、ちょっとネックになっています。でも有名なバッハの演奏とかもありますので、私も暇があれば、借りたいと思ってます。CDばかり買っていたら、お金も持ちませんし・・。

さっそくですが、今日は、クラシック音楽視聴室3に、カンタータ第200番他を入れてみました。ぜひ聞いてみてください。
このHPのメインである表紙の下の方の枠内の追加メニューからクリックしてお入りください。

バッハのカンタータ・アリアはとても美しいですね。バッハの作品は名曲の宝庫です。


From Skunjp To juncoop5@goo at 2006 08/25 17:32 編集 返信

juncoopさん、お久しぶりです!



勉強はいかがですか?大変でしょうが頑張ってください。

しかし、本当にバッハは素晴らしいですね。毎朝、私は教会暦に従ってカンタータを聴きますが、バッハで1日が始まると1日中充実しています。

家に帰ったら帰ったで、またバッハを聴きます。鍵盤音楽が多いですね。

それから通勤時も、もちろんバッハです。

それから最近私は図書館にはまっていて、今日も仕事が終わったら新宿図書館に行ってバッハCDを借りまくるつもりです。

タダでコレクションが増える図書館利用の音楽ライフは素敵ですよ。

(まあ、デメリットも沢山ありますが… (^_^;)


From juncoop To at 2006 08/24 23:26 編集 返信

オルガンコラール「おお罪なき神の小羊よ」BWV.618

皆さん、こんばんわ。最近は、カンタータのアリアとか、オルガン・コラールとかを聞いています。

クラシック音楽視聴室でバッハを聴いていますと、改めてバッハの良さを思い知らされます。

オルガンコラール「おお罪なき神の小羊よ」BWV.618 はとても優しいコラールで、聞いていて癒されます。このコラールは、私がオルゲルビュヒラインの中でも一番好きなコラールでして、パソコン用の音楽ソフトに譜面を写して、演奏させたりして、いろんな音色で楽しんだ思い出があります。

またモテット「おおイエス・キリスト、わが命の光」 BWV118はあまり知られていない作品ですが、この合唱がまた素晴しいですよね。

バッハの素晴しい作品は、まだまだ沢山ありまして、たぶん一生かかっても語り尽くせないと思っています。

バッハの作品を紹介していくことは、私の生涯の仕事としたいと思いますし、生き甲斐でもありますね。


From juncoop To juncoop5@goo at 2006 08/23 20:43 編集 返信

今日の音楽

皆さん、こんばんは。残暑厳しいざんしょ?

関西の方も36度とかいいますから、とても暑いですね。皆さん健康に注意して頑張ってください。

まあわたくしも、仕事と勉強とぼちぼちやってます。

ここのHPも音楽を聞きながら、見たり、書き込みが出来ますので、音楽を聴くひとときが出来ました。

いつ聞いても素晴しいのは、やはりバッハの音楽ですね。

前にテレビを見てますと、バッハの音楽を聴くと元気になれると話している人がいましたが、本当にそう思いますね。バッハの音楽は人生における喜怒哀楽の全てにおいて、それぞれ相応しい音楽を用意してくれます。バッハという人は人間らしい人だったんだろうなあと思いますね。特に苦労した人だけに、人の弱さとか痛みとかが本当にわかる作曲家だったんだと、音楽を聴いて感じます。それだけに彼の音楽は温もりを感じるような優しい音楽だと思いますね。

この世はすさみ、人々に対して冷たい世の中になっているかもしれません。だからこそ、我々は強く生きていかなければならないのですが、誰しも、弱気になったり、甘えたりしたいものです。そんな時にバッハの音楽に甘えてみてもいいのではないでしょうか。バッハの音楽はきっとあなたに安らぎを与えてくれることでしょう。


From juncoop To at 2006 08/24 22:42 編集 返信

クラシック音楽視聴室その2

皆さん、こんばんわ。

クラシック音楽視聴室に続き、このHPのメインである表紙の下の方の枠内に、

追加メニューを用意いたしました。

■クラシック音楽視聴室その2

■クラシック音楽視聴室その3

■BBS2クラシック音楽の友お知らせ掲示板

BBS2は以前お知らせ用に使用していたものを復活しました。

クラシック音楽視聴室その2は、私のお勧めの音楽を引続き紹介していきたいと思います。




From juncoop To juncoop5@goo at 2006 08/20 01:20 編集 返信

苦悩に満ちながらも聴く音楽

皆さん、こんばんわ。勉強の合間にHPの更新を少しやっています。

以前ありました「お知らせ」専用のBBS2は廃止としまして、新たに、「クラシック音楽視聴室」のコーナーを新設いたしました。

名曲を紹介していきますので、よかったらひとときの音楽を聴いてみてください。

私の好みばかりを入れてみました。大曲が入れられないのが難点ではありますが、よろしくお願いします。


From juncoop To juncoop5@goo at 2006 08/17 16:42 編集 返信

お盆に聴くバッハの音楽

皆さん、こんばんは。お盆休みはいかがお過ごしでしたか?

私も、このHPについてはちょっとお休みするつもりではいるのですが、バッハの音楽を聴くときは、このBBSに書き込みがしたくなります。HPと言えども、ほとんど私の日記みたいにしてしまってすみません。しかしバッハの音楽についてはなにか語りたくなります。

最近また、BWV54とかもよく聞いてますし、今日はまたまた、レーマンのBWV39を聞いています。リヒターによるBWV39や105もレーマンと比較して聞いたりしています。

まず、54番のカンタータはクルト・トーマスとヘルムート・リリングをよく聞いていまして、二つともモダン楽器でありながら対照的な演奏となっています。トーマスとリリングによる演奏を今はベストに挙げたいです。ヘフゲンの低いアルトもよろしいですし、ハマリの美しいアルトも素晴しいです。ハマリと言えば、リヒターの両受難曲の映像でも素晴しい歌唱でした。

39番となるとレーマンが素晴しいのですが、冒頭合唱でリヒターはとてもレガートに演奏しているのが面白いですね。木管をポツポツ演奏される演奏が主流なのですが、リヒターの場合、木管を伸ばして演奏させています。全体的に聴くとレーマンの方がスケールが大きく、大らかで優しさを感じますね。



From juncoop To juncoop5@goo at 2006 08/09 22:15 編集 返信

久々のCDとDVDの購入

皆さん、お久しぶりです。毎日の酷暑で弱っておりますが、なんとか生きてます。

久々にCDなど手に入れてみました。

●ベルリーニ/歌劇「ノルマ」

ファビオ・ビオンディ指揮パルマ王立劇場
ヴェルディ・フェスティヴァル合唱団

2001年/パルマ王立劇場ライヴ DVD

●バッハ/ブランデンブルク協奏曲全曲、管弦楽組曲全曲

カール・リヒター指揮ミュンヘン・バッハ管弦楽団

CDの音飛びによる再購入・・・辛い・・。

●モーツアルト/ピアノ協奏曲第22番、第23番

ダニエル・バレンボイム指揮(P)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

第22番は名曲にも関わらず、CDを持っていませんでした。

以上3枚、特にノルマのアリアはとても美しいので歌劇全曲を手に入れました。ゆっくり見ていきたいと思います。

追伸、仕事も勉強もありまして忙しいのですが、音楽はやっぱりやめられません。



From juncoop To juncoop5@goo at 2006 08/01 20:05 編集 返信

8月となり、猛暑となりました。

皆さん、こんばんは・・・8月となり、猛暑となりましたがいかがお過ごしでしょうか。

毎日の暑さでかなり弱ってます。仕事もいろいろとありまして、難題山積です。

このHPへの書き込みも全くなくなりましたので、
私も、少しお休みさせていただきます。また名盤とか手に入れることがありましたら、ご紹介したいと思います。

それでは皆さん、厳しい季節ですが、お元気で健康に注意して頑張ってください。それではさようなら・・。


From juncoop To juncoop5@goo at 2006 07/25 20:30 編集 返信

そろそろ梅雨も末期か・・・今日の音楽

皆さん、こんばんは、今年の梅雨も九州で大暴れ、台風もどんどん湿った空気を送りますから、水害や土石流で本当に大惨事でした。被災地の方々には謹んでお見舞い申し上げます。

梅雨もそろそろ明ける気配が見えてきまして、この湿気のある気候から激暑に移ろうとしています。

さて、今日の音楽ですが、近々にグルックのオペラ関係のCDとか、ベルリーニのノルマのDVDとか手に入れる予定です。
ベルリーニのノルマはとても美しいアリアがありますので楽しみですね。私がイタリア・オペラを手に入れるというのは、珍しいことで、プッチーニやヴェルディはあまり見ない方なんですけれど、ベルリーニはノルマや清教徒などありまして、ちょっと気になる歌劇作曲家ですね。なんせ美しい旋律に弱い私ですし・・・。

一方、バッハの方はちょっとお休みなんですけれど、鈴木雅明のカンタータ・シリーズも出ていますし、ちょっと気になりますね。

まあ最近は仕事もプライベートでの勉強もありますし、忙しいのですが、合間を見計らって音楽に癒されたいと思います。



From juncoop To at 2006 07/22 21:16 編集 返信

今日の音楽

皆さん、こんばんわ。いい天気ですよね・・お休みはいかがお過ごしですか? 
私は、梅雨の合間の晴天を横目に勉強しています。なんとか中弛みから復帰しました。 勉強のペースは通信教育の場合、自分の強い意思にかかってますから、自分次第です・・・。

skunjpさん

お久しぶりです。鈴木雅明のカンタータ第107番さっそく聴いてみました。まだピンときていないのですが、冒頭のコラール合唱よろしいなあ〜。あのちょっと悲壮感に満ちたところが好みです。今年のテーマの苦悩というものにぴったりです。これからじっくりといろんな演奏で聞いてみて、検証してみたいです。

さて、私はプールに行きたいのもヤマヤマなんですけれど、勉強もありますし、その合間に音楽を聴いています。


【今日の音楽】


●バッハ/ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調

ヘルムート・ヴィンシャーマン指揮ドイツ・バッハ・ゾリステン

マイゼン(fl) アルテンブルガー(vn) ゾンライトナー(cem)

プロミント

ドイツ・バッハ・ゾリステンの5番はちょっと軽めではありますが、なんとも爽やかな演奏でいいですよね。最近ちょっとはまってます。もちろんリリングの演奏もいいと思います。軽やかで爽やかです。夏場に暑くなりますと、涼しいアッサリ目の演奏がいいですよね。なんとなく古楽器の演奏とかが聞きたくなります。


●カザルスの芸術 1925-1928

フォーレ/夢のあとに

サン=サーンス/白鳥

ショパン/前奏曲「雨だれ」

ヴァーグナー/タンホイザー〜夕星の歌

ヴァーグナー/マイスタージンガー〜優勝の歌

RCA

カザルスの若い頃の小品集をまたこじんまりとして聞いています。白鳥は小品なのですが、あの1曲のためにサンサーンスの名をどれだけ世に高めたでしょう! 短い曲ながら美しく、甘く切ない音楽です。またそれをカザルスが弾くと素晴しいですね。ショパンの雨だれの旋律の美しさとか、ヴァーグナーの華麗さとか、カザルスの選曲とアレンジの素晴しさが光ります。さすが偉大なカザルスです・・・。マイスターの優勝の歌をカザルスのチェロで聞きますとあまりにも甘いので酔いしれます。マイスタージンガーの楽劇をまた見たくなりました。




From Skunjp To at 2006 07/21 23:04 編集 返信

107番は良いですよ!

junさん、お久しぶりです。

昨日はヘンデルのオルガン協奏曲を聴いてjunさんを思い出していました。コレギウム・アウレウムです。この演奏は本当にリラックスします。適度にゆるめで、音楽的には滋味にあふれています。

さて、ギスギスした世の中で生きていくのは大変ですね。いろいろあるでしょうが、バッハなどを聴いてリラックスしてください。

私は今、カンタータ107番に凝っています。このことろ4日ほど毎朝聴いていますが、いや〜、この曲の素晴らしさにノックアウトされました。(鈴木盤)

歌詞が良いです。主に信頼する者は最後に報われる、という素晴らしい歌詞です。

Denn Gott verlässet keinen     何故なら神は誰一人見捨てないのですから、
Der sich auf ihn verläßt.    主を信頼する人を。
Er bleibt getreu den Seinen     神は自分の者達に誠実でありつづけます、
Die ihm vertrauen fest.    主を堅く信じる人々に。
Läßt sich's an wunderlich    思うようにいかなくても、
So laß dir doch nicht grauen!    決して怖れる事はありません!
Mit Freuden wirst du schauen    喜びと共にあなたは眺めることになるのですから、
Wie Gott wird retten dich.    どのように神が自分を救ってくれるかを。


第1曲の透明感あふれる穏やかな悲しみが本当に心にしみます。これは何と言っても元のコラールが素晴らしいということなのでしょう。

レチタティーヴォの後、短めのアリアが立て続けに4曲続きますが、これがどれも凝縮された名曲ぞろい!

特に最後のテノールアリアはヘンデルのハープ協奏曲を連想させる、軽やかな無重力状態を私の心にもたらすのです。

…107番、大好きになりました!


※今日は夏休みを取って晴れたら海、雨だったら室内プールに行く予定でしたが、雨がひどいので室内プールにさえも行く気にならず、家で音楽を聴いていました。のんびりはできました。

From juncoop To juncoop5@goo at 2006 07/21 22:12 編集 返信

休みに少し音楽を

皆さん、梅雨がいつまでも続き、不快な天気が続きますが、お元気でしょうか? 蒸し暑さが続くので体調が悪くなりますね。

最近、仕事が忙しくて、疲れたり、苦悩しますので、なかなか勉強が手につきません・・・弱ってます。
だったら休みに勉強すべきなんですが、ボーとしていろいろと考え込んでしまいます。

こういう時こそ、バッハの音楽を聴くのがいいのかもしれません。レーマンのBWV39と105は、日課ですね。

苦悩していますと、グルック聞いてみたり、ヘンデルの合奏協奏曲作品6−10を聞いたりもしてしまいます。

仕事がうまくいっていて、平穏な毎日が送れると、音楽を落ち着いて聴けるのですが、どうもうまく行かないと、音楽どころではなかったり、暗い音楽とか難しい音楽を聴いたりします。

難しい世の中ですけれど、なんとかやって行きたいですね。

このHPもあまり訪れる人が少なくなり、寂しくなりましたが、私1人でも頑張って更新していきたいと思います。

バッハの音楽は永遠に語っても語り尽せない程、深いですから。

また、私が出合った感動する音楽と演奏をこれからも語っていきます。






From juncoop To juncoop5@goo at 2006 07/17 11:47 編集 返信

梅雨の連休

皆さん、お久しぶりです。梅雨で気候が悪いですが、健康に注意なさってください。私は、昨日ヨメと一緒に滋賀県の朽木の方へ出向きまして、鮎を食べに行きました。1年に一回の事なんですけれど、これがやめられませんよね。魚はいろいろとありますが、焼きはやはり鮎ですね。安曇川上流は鮎釣りで有名なんですが、自然が回りに多くて、いいところです。

さて梅雨で不快な気候も続くのですが、音楽も聞きたいところですね。 毎年の事なんですけれど、夏場はあまり暑苦しい音楽が聴けないので、ヘンデルとかバロックの器楽曲を古楽器で聴くとなんとも涼しい響きです。

●ヘンデル/水上の音楽(ハレ版)全曲

コレギウムアウレウム合奏団

DHM/1971年

コレギウムアウレウム合奏団の水上の音楽は、古雅でゆっくりと優雅に演奏するのでこれがまたいいですね。適当に残響が入りますのでなんとも宮廷の中で聴くような響きとなってまして、時折鳥の鳴き声もかすかに聞こえます。同合奏団によるバッハの管弦楽組曲とかブランデンブルク協奏曲、ヘンデルの合奏協奏曲といった録音もとても優雅で涼しい演奏ですから夏に聴くにはお勧めですね。古楽器の演奏はなぜか爽やかで涼しい感じがします。


From juncoop To juncoop5@goo at 2006 07/07 21:57 編集 返信

苦悩の中で、今日の音楽

皆さん、こんばんは・・・今日もちょっと語らせてください。
天候が悪いので健康だけには気をつけたいのですが、風邪とかもひきます。理由は蒸し暑いから薄着して寝ると、風邪ひくというものです。しかも冷たいものばかり飲むので、ヨメから「茶飲みジジイ」という仇名をもらって、おなか壊してます・・・汗。


ihi_hebe_genugさん

39番について語っていただきまして有難うございます。全くおっしゃる通りですね。的を得た表現に惜しみなく拍手を送りたいです。第3曲のアリアは本当に苦悩のあとの安らぎです。救われる。

ところで、4番という素晴しいコラール変奏曲カンタータが出ましたね。私はBWV4を「コラール変奏曲カンタータ」と一人で呼んでいます。あの冒頭シンフォニアの厳しさから始まり、終始あのコラールが主題となる各曲の素晴しさは、独特ですね。あの曲は「キリストは死の虜となられても」とも言われますが、私は曲想からして、復活というよりも「最後の審判」というイメージがする厳しい音楽だと思ってます。初期カンタータなのですが、もうすでにバッハの天才ぶりが出ていますね。拍手です。

この4番はあまりにも厳しい音楽のため私も実は中々聞けないでいるのです。クルト・トーマスやヘルムート・リリングによる演奏が素晴しいですね。リヒターについてはBACH1000でも触れていますが、ちょっと間延びしていますね。本当はリヒターのような人こそ、厳しく演奏して欲しかったです。

さて、明日から休みなんですが、一日勉強して、日曜日はFP提案書を先生に見て貰う予定です。まあいろいろとケチつけられて、たぶん日曜日の夜は、不貞腐れているいる私が目に浮かびます。

苦悩しますね・・・いろいろと、でも皆さん、「悲しんでいる人は幸いである。彼らは慰められるであろう」「涙をもって種を撒く人は、喜びをもって刈り取る」という言葉を信じて、頑張りましょう。あなたの苦労は必ず報われるのです。いつか神様があなたにたった1つの光を下さるに違いないからです・・・。

祈りましょう・・・。


From juncoop To at 2006 07/05 21:45 編集 返信

クーラーかけて寝たために風邪ひいた愚か者

皆さん、こんばんわ。風邪ひきました。今日も仕事で一日中、頭痛です。 

とりあえず、バッハを聞いて寝ます・・・。


●バッハ/カンタータ第39番 飢えたる者に汝のパンを分ち与えよ BWV39

フリッツ・レーマン指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団/ベルリン・モテット合唱団

1952年


第一部
1.[合唱]
Brich dem Hungrigen dein Brot
飢えている人にはパンを割き与え、
und die so in Elend sind führe ins Haus!
貧しい人々は家へと導きなさい!
So du einen nackend siehest so kleide ihn
裸の人を目にしたなら、服を着せ、
und entzeuch dich nicht von deinem Fleisch.
周りの人々を避けてはいけません。
Alsdenn wird dein Licht herfürbrechen wie die Morgenröte そうすればあなたの光が朝焼けのように現れ、
und deine Besserung wird schnell wachsen
あなたの癒しが急速に進み、
und deine Gerechtigkeit wird fur dir hergehen
あなたの正義があなたを先導し、
und die Herrlichkeit des Herrn wird dich zu sich nehmen.
主の栄光があなたを自分のもとに引き寄せるでしょう。
(『イザヤ書』第58章7節〜8節)

このHPでは、もう何回、レーマンの39番について挙げているでしょうか! この名演、何度聞いても素晴しいですね。特に冒頭合唱の素晴しさは、この演奏を超えるものをいまだにお目にかかりません。レーマンの39番の演奏は、永遠に不滅の名盤だと思います。私は、苦悩しているときいつも、レーマンの39番と105番を聞いてしまいます。両曲とも最初は苦悩にはじまり、最後は救われるからです。苦悩を通じての救済だからです。私の苦悩も救済されたいからです!!!


オルガンコラール「深き苦しみの淵より我汝を呼ばわる」BWV686という気分です・・・。
私の心の叫びを主に向かいて伝えたい!


From juncoop To juncoop5@goo at 2006 07/04 21:51 編集 返信

疲れますね

今日はも梅雨にしては珍しく中休みで真夏日でしたね。梅雨が明けるとこんな感じばかりでしょうね。

会社も仕事の方もいろいろとありまして、大変ですわ。

バッハの音楽でも聴いて安らぎたいのですが、勉強の方もそろそろ提案書をまとめて提出準備をしますので、中々ゆっくり出来ません。

皆さんもお忙しいかと思いますが、ご自愛ください。
私はいつも自愛が激しいですが・・・・・汗。

こういう時こそ、バッハのオルガン・コラールでも聞いて安らぐのがいいのかもしれません。